携帯販売員の将来性ってどうなの?元販売員としての意見

携帯販売員の将来性について書かれている

将来性のある仕事に就きたい、誰しもがそう思うはずですよね。

なぜなら一度就職したところで一生働きたいと思うからです。

では、携帯販売業界はこれからもずっと安定しているのでしょうか。

どんな懸念があるのか、転職する場合なども解説していきます。

携帯販売員の将来性について

正直な所、将来性のある職業は存在しません。

未来のことは誰にも分からないからです。

大丈夫だと思っていたのに急に経営が崩れ始めた、そんなことは十分あり得るのです。

そのため今の段階での話をすると、携帯販売員に将来性はあると言えるでしょう。

その理由を2点解説していきます。

対面接客の需要が高い

コロナ禍という背景があり、最近ではオンライン化が急激に進んでいます。

会議をするにもテレビ通話を使用したりと、人と会う機会が減っているのです。

携帯販売業界も徐々に仕事が減っていくのではないか。

そう考える人もいるでしょう。

実は一概にそうとは言えないのです。

例えば、スマホの操作が分からないとお客様が来店されたとします。

オンライン上でも案内は可能ですが、なかなか伝わらないことが多いですよね。

なぜなら1 + 1は2だという確実な答えがないからです。

人によって悩んでいる点が違うので、実際に操作しているのを見ないとアドバイスできないことがあります。

こういった事情があるので、特に年配の方は対面での説明を求めていることが多いのです。

唯一無二の接客をしている

仕事の将来性を考える時に、AIについて頭を過ぎるでしょう。

これから人工知能が発展していき、業務を取られてしまわないか…

そんな不安を抱えている人が少なくともいます。

携帯販売業界で働いている人に当てはめると、ただ手続きしているだけだと仕事を失うかもしれません。

お客様に言われたことしかしないなら、AIに任せれば良いからです。

その方が人件費もかからないし、余計な会話をしなくて済みます。

お客様の意図を汲み取りながらいろいろな提案をする。

その中で世間話をしながら信頼関係を築いていく。

これは人間にしかできない技です。

そういった面でみると、携帯販売員の代わりをAIは出来ないと言えるでしょう。

携帯販売員の将来に対する懸念

実際に携帯販売員として働いていても、不安な気持ちになることはあります。

どのような懸念を持っているのか、そして現実はどうなのかをまとめていきます。

給与について

仕事をする上でやりがいや楽しさは大切ですが、給料がもらえないと話になりません。

何年も働いているのにずっと同じ額しかもらえないと、モチベーションも下がりますよね。

携帯販売職には毎月の給与を上げる方法がいくつかあります。

その中の一つがインセンティブです。

実績を上げればその分評価してもらえる制度が揃っている場合が多いです。

また資格試験制度もあり、合格するとどの階級かによって毎月の給料にプラスされます。

努力をすると給料が上がりやすい環境なので、そういった面で損をしていないか確認してみましょう。

働き方について

忙しい日は残業をして、帰る時間が遅くなったりします。

お客様の来店の都合で、土日に休みが取りにくいのも携帯販売業界の特徴です。

そんな働き方が合わずに、このままで良いのか考えるのです。

残業する日はどんな職業でもあります。

しかし、毎日のように遅くなることはないです。

土日は忙しくても、平日は早く退社できたりするからです。

もしずっと残業しているなら、仕事の進め方に問題があるかもしれません。

空き時間にボーッとしていてやるべきことを放置していませんか?

そういったところから一度見直してみましょう。

携帯販売員からの転職に多いのはどんな職業?

携帯販売からキャリアチェンジするのは、全く悪いことではありません。

しかし、次にどのような仕事を選べば良いか悩みますよね。

そんな人のために、比較的転職しやすい職をいくつか紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

保険、建築営業やウェディングプランナー

保険営業や建築営業、ウェディングプランナーなどは仕事のイメージがつかめやすい職業です。

扱う商材が違うだけで、お客様に対して提案するという大元は変わらないからです。

企業側からしても、接客営業の経験がある人に入ってもらえれば安心でしょう。

ただなぜその商材を取り扱いたいかという志望動機は必要です。

同じような業種だからと闇雲に面接を受けないように気をつけましょう。

プログラマーやIT関連

携帯販売員はスマートフォンを案内するだけで、プログラムを作る訳ではありません。

提案をしていく内に、アプリケーションの開発をしてみたいという気持ちが芽生えたりするのです。

そういったきっかけで、IT関連の道へ進む人も多くいます。

専門知識が必要になる分野なので、事前準備もしっかりしておきましょう。

他社キャリアに行く場合も

同じ携帯業界でもキャリアによってかなり職場の色が違います。

今はau、docomo、ソフトバンクだけではなく格安ケータイなど会社が豊富にあります。

携帯販売員としてまだ続けていきたいけど、同じキャリアのままでは不安…

そんな人は他社キャリアへ移動するのです。

前職の知識も活かせるので、スムーズに仕事ができるでしょう。

まとめ

インターネットが普及し、これからどんどんオンライン化が進むと考えられます。

顔を合わせて話す機会も今より少なくなる可能性もあります。

これは自分1人の力ではどうしようもないかもしれません。

それでも実際に会って話をしたいと、お客様に言ってもらえるような接客を目指すべきです。

今後のことが心配になる気持ちもわかりますが、まずは今を大切にしましょう。

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hi-chann

30代・既婚。元携帯販売員で、現在SE。 携帯販売員で得た知識やエンジニアへの転職経験が豊富です。

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