携帯販売はストレスが溜まるって本当?5つの理由と改善策を解説

携帯販売のストレス

携帯ショップで働いている方の中には、

「ストレスがたまる一方で辛い」

「このまま携帯ショップで働き続けて大丈夫かな」

などと辛い思いをされていませんか?

携帯ショップで働いていて辛くなる気持ち、分かります。お客様とはいえ生身の人間と精密機器を相手にしていますから、思い通りにいかないことも多いのが現実です。

辛い思いが軽減されて、日々の業務に明るい気持ちで臨めたら嬉しいですよね。

携帯販売でストレスが溜まりやすくなるのは「業務による負担が大きい」ためです。

この記事では

  • ストレスが溜まりやすい5つの理由
  • ストレスを軽減するための改善策3つ
  • 「転職する」という選択肢もある

について、元携帯販売員が解説していきます。

ストレスが溜まりやすい5つの理由

①クレーム対応が多い

②個人情報保護に神経を使う

③ノルマがキツい

④残業時間が長い

⑤リフレッシュしにくい環境

①クレーム対応が多い

クレーム対応は携帯ショップの仕事の3分の1を占めています。

携帯電話の不具合や故障相談、契約上のトラブルなどですね。

来店前からお怒りのお客様もおり、なだめつつも解決できるよう対応しなければならないため、精神的にしんどくなってしまうスタッフもいます。

②個人情報保護に神経を使う

携帯ショップで一番神経を使うのが「個人情報の取り扱い」です。

携帯電話を売るだけでなく、「誰が」「いつ」「どんな契約をされたのか」などを管理しています。

お客様の名前、住所、契約プランなどが登録されているため、外部に決して漏えいしないように、また手続きするお客様の電話回線で確実に合っているかなど、常に気を張っていなければならないため、ドッと疲れてしまいます。

③ノルマがキツい

携帯会社から与えられる厳しいノルマ達成のために疲弊するという点も、ストレスが溜まる要因の一つになっています。

営業成績によって携帯会社からもらえる金額が決まることもあり、売り上げを確保する必要があるため、プレッシャーがかかります。

④残業時間が長い

残業時間が長くなる理由は、接客が長引いたり、締め作業が終わらなかったり、棚卸しで在庫が合わなかったりするためです。

例えば、閉店間際に故障相談で訪れたお客様が機種変更することになれば、そこから最低でも1時間はかかります。

締め作業は開店中に時間があれば早めに終わりますが、混雑した場合は閉店後に始めますから、その分退勤するのが遅くなります。

棚卸しも、在庫の数が合わない時は合うまで帰れませんので、結果的に残業時間が長くなってしまうんですね。

⑤リフレッシュしにくい環境

平日の夕方、土日、祝日などはひっきりなしにお客様が来店され、特に混雑しやすいです。

そのため、例えクレーム対応した後でも息つく暇も無いまますぐ次の接客に入らなければならず、ストレスが溜まりやすくなります。

ストレスを軽減するための改善策3つ

ここまでストレスが溜まりやすい理由を解説してきました。

ストレスが溜まりやすい要因が分かってきて、「どうすれば軽減できるのだろう?」と思われたかもしれません。

ここからはストレスを軽減するための方法をご紹介します。

①「世の中には色々な人がいる」と捉える

②信頼できるスタッフに話を聞いてもらう

③好きなことに没頭する

①「世の中には色々な人がいる」と捉える

素直な方から理不尽なことを言ってくる方まで、お店には日々さまざまなお客様が来店されます。

客観的事実として「世の中には色々な人がいる」と捉えることで、「自分のせいではない」「たまたま自分の店に来店されただけ」と問題点を切り分けることができ、精神的負担を軽くできますよ。

②信頼できるスタッフに話を聞いてもらう

心に溜め込んでいるものを表に出すことで気持ちが軽くなりますし、頭の中を整理することも出来ます。

他者に話して自分とは違った視点をもらうことで、同じ出来事でも違った見方が出来ますよ。

仕事以外の話題を口にするだけでも、良い気分転換になりますね。

③好きなことに没頭する

帰宅後や休日は自分の好きなことに没頭しましょう。

仕事のことばかり考えてしまうとストレスが増えていく一方で辛くなってしまいます。

「悩みとは別なことに意識を逸らす」ことで、ストレスを和らげる効果があります。

好きなことに没頭し楽しむことで気持ちが明るく前向きになり、良い方法を思いついたり、新しい視点で仕事を捉えることが出来ますよ。

「転職する」という選択肢もある

「様々な工夫をした」「色々な改善方法を試した」けれども、どうしても辛い。逃げたい。違う仕事がしたい。

そんな時は思い切って「転職する」という選択肢もあります。

携帯ショップの店員の仕事に価値・魅力はありますが、仕事は一つではありません。

何より、心身に支障を来たしてまで続ける必要はありません。人によって向き不向き、耐えられる範囲は全く違います。

接客スキルを活かしたいなら業種の違う仕事、または営業職もあります。

対面で接する仕事以外であれば、内勤の仕事を選んでみるのもアリです。

全く畑違いの仕事に就いたところで、携帯ショップで働いた経験は決して無駄になりません。

相手に何かを説明する際に伝えるポイントをつかんでコミュニケーションがスムーズになりますし、接客していた分、様々な相手とやりとりをするのが苦になりにくいなど、色々な場面で役立ちます。

転職することは「逃げる」ことではありません。方向転換したくなったら、思い切って飛び込んでみましょう!

転職するかどうかをすぐに決められなくても、転職サイトに登録して見るだけでも「他にも仕事がある」ことを確認できるので、気持ちが軽くなりますよ。

まとめ

「携帯販売はストレスが溜まりやすい理由」と「その改善策」について解説してきました。

ストレスが溜まりやすい5つの理由

①クレーム対応が多い

②個人情報保護に神経を使う

③ノルマがキツい

④残業時間が長い

⑤リフレッシュしにくい環境

ストレスを軽減するための改善策3つ

①「世の中には色々な人がいる」と捉える

②信頼できるスタッフに話を聞いてもらう

③好きなことに没頭する

「転職する」という選択肢もある

携帯ショップの業務はもともと負担が大きく、人によって向き不向きや耐えられる範囲は異なります。

自分の気持ちに正直になって、楽しく働ける方向を探していきましょう。

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hi-chann

30代・既婚。元携帯販売員で、現在SE。 携帯販売員で得た知識やエンジニアへの転職経験が豊富です。

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