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時間生産性を高めるためのポイントは2つ
1.時間の使い方(ゴールデンタイム)
2.集中力の高め方(雑念をなくすこと)
これらは一体どういうことなのでしょうか?
それぞれ具体的に見ていきましょう!
時間の使い方
脳科学的に最高のパフォーマンスを発揮できる時間帯に、それにあった仕事をすることで、仕事の効率を2倍以上に高めることが可能なのです。仕事の効率を2倍以上に高めることなんて無理だろうと思う人もいるかもしれませんが、上手に時間を使うことで実現可能なのです。1日は24時間ですが、その時間は均等に流れていなく、朝の1時間は、夜の1時間の4倍の価値があるのです。
しかしながら、それに気づいていない人は、朝の最も生産性が高い時間帯に、通勤時間とメールチェックに費やしてしまっています。
それでは、どの時間に何をすることが生産性を高めるのかをご紹介していきます。
まず、朝起きて2時間は、睡眠によって頭の中が整理されているので、もっとも生産性の高い時間です。これをゴールデンタイムと言っているのですが、その時間は、思考しないと成果につながらないものに当てるのが良いと言われています。例えば、執筆作業、英文を読むこと、資料の作成などです。この時間に何も考えなくてできるゲームや、メールチェックに当てることはもったいないと言われています。
朝起きて2時間は、思考が必要な作業をする!
そして、お昼に近づくに連れて段々生産性が落ちてくるため、休憩時間に運動や仮眠を行うことが理想的だそうです。仮眠や運動をすることによって、ゴールデンタイムのような状態に脳を戻してくれるそうです。頭の中が整理され、再び生産性の高い時間を取り戻してくれます。また、運動によって日光を浴びると、セロトニンを分泌することができ、より集中力を高める状態にしてくれます。
休憩時間に運動や仮眠を行うのは効果的!
最後に、夕方の時間は再び集中力が高まる時間が戻ってくるので、思考力が必要な作業を行うことがよいそうです。
ここからが一番のポイントですが、日本人の多くは夜の時間を仕事に当ててしまいますが、夜の時間は最も集中力がなくなる時間帯です。この時間にたとえ仕事をしたとしても朝の時間の4分の一くらいの生産性くらいしか担保されません。この時間帯に自己投資の時間だと言って、思考が必要な作業・勉強に育む方もいらっしゃいますが、ナンセンスです。それよりも次の日の朝のゴールデンタイムに備えて、早く家に帰りリラックスした方が良いそうです。また寝る前によくやってしまいがちな、スマホを見ることや飲酒をすることは、睡眠の質を下げ、次の日のパフォーマンスにも多大に影響を与えます。逆にむしろやった方が良いことは、アロマをたいてリラックスしてベットに入ることだそうです。
夜の時間帯は最も集中力がなくなる時間帯。早く寝て、翌朝作業した方がいい!
集中力の高め方
雑念を排除することで集中力を維持することが可能だと言われています。
雑念の種類は、大きく分けて4つに集約されます。
その4つを紹介させていただきます。
ものによる雑念
机の上に物が何も載っていない綺麗な状態と机の上に書類や読みかけの本が散らかっている状態ではどちらが仕事は捗るでしょうか。言うまでもなく綺麗な状態だと思います。
机が散らかっているとものを探すのも時間がかかります。ちなみに、ビジネスマンがものを探すのにかかる時間は、1年間で150時間にも及ぶそうです。しかしここで問題なのは、探す時間ではなく、集中力が途切れることにあります。一旦途切れた集中力がもとに戻るのには、15分はかかると言われています。同様に、デスクトップが汚いと資料を探すのに時間がかかってしまうため、資料を保存するときは、わかりやすい件名で、フォルダに格納しましょう。保存する際に少しの労力を割かないことによって、未来の貴重な時間を無駄にするには避けていきましょう。
机の上とPCを綺麗にし探し物にかける時間と集中力を途切れさせることを防止しましょう。
物を探すことで集中力が途切れるため、整理整頓を心がける!
思考による雑念
仕事をしていると様々な雑念が頭をよぎると思います。例えば、「そういえば今日返さないといけないメールがあった」や「そういえば会議室予約しないと」などです。今日のお昼ご飯何を食べようかな?などもあると思います。
この雑念が結果として、集中力が妨げられるだけでなく、仕事が中断することにつながるのです。たった1秒の雑念が結果として15分と言う時間のロスに連鎖してしまいます。
それを防ぐためには、気になったことは全て紙に書くことがおすすめだそうです。
人は、気になってことを頭で考えていると、その事象を完結させるまで忘れないような脳の仕組みになっているそうです。しかし、紙に書くことによって、完結したと脳は判断し、仕事に集中できるようになります。もし仮にこれでも、雑念が気になる場合は、ストレスや睡眠不足のサインなので、きちんと休息を取った方が良いと述べられています。
気になったことは、全て紙に書く!
人による雑念
集中力が高まっているときに、電話や声がけによって集中力が途切れてしまった場合、その状態(集中力が高まった状態)に戻るには、約15分かかると言われています。
そのため、思考を使う集中力をより高めたい・邪魔されたくない場合は、「邪魔をされない環境でお仕事をすることが大切」だと筆者は述べています。筆者は、執筆の際には、携帯の電源を落とし、静かな部屋で作業するそうです。
邪魔をされない環境を作る!
通信による雑念
上記の内容に似ていますが、どんな閉鎖環境にいても、10分おきに電話がかかってきては意味がありません。できれば、インターネット自体も遮断すると集中環境が整います。
休憩の際に着信が入っていればかけ直せばいいのです。一定の時間電話に出なかっただけで、あなたの会社が倒産したり、1億円の負債が生じたりすることはありえないことです。
インターネット自体を遮断すると集中環境が整う!
まとめ
最後にこの本のまとめです。
今回紹介した時間生産性を高める方法は、次の2つです。
1. 時間の使い方
コツ①:ゴールデンタイムを知ること
コツ②:時間にあったタスクを行うこと
2. 集中力を高める
コツ:邪魔になるものをなくすこと
エピローグ
いかがだったでしょうか。
時間の使い方を変えるだけで今までの2倍以上の生産性を作ることができるのですね。
私も明日から、仕事で意識していきたいと思います!
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hi-chann
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神・時間術の著者である樺沢 紫苑さん(かばさわしおん、1965年 10月27日– )は日本の精神科医で、映画評論家、作家、YouTuberをしております。
樺沢さんは、いつ寝ているの?と言われるほど多くのお仕事を行っていることで有名ですが、具体的には次のようなお仕事をしています。
・毎日、午前中は執筆時間で年3冊の本の出版
・メルマガ、youtuber、Facebook、ブログを毎日更新
・月6回の病院診察
・月20冊以上の読書と書評を公開
・月2、3回のセミナー、講演活動(いずれもオリジナルで新規の内容)
の7つのスケジュールを7年間も継続しております。
周りの人は寝ずに仕事をしているのでは?と思っているそうですが、そのようなことはなく、むしろ7時間から8時間は毎日寝ているそうです。毎日睡眠時間をきちんと確保しながら、どのようにして上記のような多くのお仕事と成果を出し続けているのでしょうか。